前傾のキープ(後編)練習・チェック方法編

2014年6月21日

こんにちは!
栗木 臨(くりきのぞむ)です。

今回はおまちかねの、「前傾のキープ」練習・チェック方法編です!
前回の前編では重要性をお話ししましたので、どうして重要なのかはお分かりいただけたと思います。
こちらは前編もありますので是非そちらもご覧くださいね!(^^)v
今回はその練習方法です。実は僕自身ここは苦労して練習したところなので、今回はボクがイメージしやすかったシンプルな方法をご紹介しますね!(^^)v

前傾のキープ・背骨の傾き。とは言うものの、これって自分にはどうしても見えないところです。なので違う視点からセルフチェックできて、結果的に前傾がキープできている。こういうポイントをおさえたら自分で前傾をキープできているかがチェックできます!

そのポイントとは、、「お尻を元に戻す」です♪
アドレスのお尻の位置にキャディバッグを置きます。
20140608_biog_nozomu_01
スイングをはじめると左のお尻が一度キャディバッグから離れます。
20140608_biog_nozomu_02
そのお尻がダウンスイングの途中で元に戻りキャディバッグに触れたところが元の位置。
20140608_biog_nozomu_03
そこで回転を続けたままインパクト~フォロー~フィニッシュになります。
ボクのお尻は一度もキャディバッグからはなれません。
20140608_biog_nozomu_04
するとフォローでも地面に対して背骨が斜めに傾いていて、アドレスと同じ傾きでスイングできています。結果的に前傾がキープできていますね(^^)d

一方、最初にお尻が触れていたキャディバッグにお尻が戻らないと、、傾いていた背骨が地面に対して垂直に伸びるようになってしまいます。
20140608_biog_nozomu_05
両方のお尻が元に戻らないことによって、、結果的に前傾をキープできないスイングになっています。
20140608_biog_nozomu_06

このチェックは壁でも椅子でもかまいません。クラブを持たないなら人の手でもできます。最初はお尻を後ろに突き出しているかのような感覚です(笑)ボクがそうでしたから。。慣れたら違和感は消えていくはずなので少しだけ我慢して練習してみてください!

最後に、コースや練習場ではなかなかお尻に何か物は置けないでしょう。そんなときは自分の目線でチェックです!写真では背骨と同じ向きにシャフトを当ててみました。前傾が崩れると背骨の傾きがなくなり、頭も地面に垂直になります。目線は地面と平行になるのでいつもと同じ景色が見えます。
20140608_biog_nozomu_08

しかし前傾がキープできていると、背骨の延長線上に付いている頭も傾きます。
すると両目も傾きますからフォローやフィニッシュでは景色が斜めに見えます。最初はこの景色に違和感がありますがこれも慣れですから少しだけ我慢して継続してみてくださいね!
20140608_biog_nozomu_07

雑誌や動画でプロや上級者のスイングを見るときにフォローのときの背骨や頭の傾きを見てください。フィニッシュでは垂直に立つ人でも、インパクト直後やフォローではまずほとんどの選手の両目は斜めになっています。

ご自身の目線の先に見える斜めの景色を毎回見られるようになったときスイングは格段に進歩しているはずです!
ご自宅の壁でもできる練習でナイスショットの確率を上げてください!!クラブを持つときは周囲には十分注意して練習して下さいね(^^)

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