GEN-TEN takaこと大矢隆司が、ゴルフの原点を探し、ひとりゴルフ発祥の地といわれるスコットランドへ。
ゴルフの歴史、名プレイヤーにまつわるエピソードとともに旅の様子を綴ります。
そして世界最古のゴルフコースSt. Andrewsでのアポなしプレーにも挑戦。果たしてプレーはできたのか!?

夢に見た景色が目の前に…

トレバーさんとの会話もそこそこに「早くコースが見たい!」と、はやる気持ちを抑えながら、部屋に荷物を置き、すぐにB&Bの外へ。

街の中を5分ほどテクテク歩くとゴルフストリートという通りがあります。通りを進むと「Welcome to Home of Golf」という看板が!
なんだかこれだけでジーンときてしまいました(泣)通り沿いには北海、そしてその先にR&Aの建物が見えてきました!!

「うぉーテレビで見た建物だ!」と感動!

R&Aはテレビや雑誌で見るよりも小さい建物で、入口の「R&A members only」というプレートが格式を伺わせます。
コースの中は遊歩道のようなものがあって、自由に出入りできました。OLDコースの1番に沿って歩いていくと近所のおじさんが犬の散歩をしていたり、子どもを連れたお母さんが散歩をしていたりと公園のような雰囲気です。想像以上にオープンな雰囲気で、すれ違う人達みんなが「明日はプレーするの?」とか「どっから来たの?」と声をかけてきます(^^)
コース周辺には幾つか建物があり、それらがクラブハウスとなっています。隣接する建物の中にはR&Aと同じく「members only」と書かれた建物もありました。

コース内を10分ほど歩くと【NEW & JUBILLY CLUB HOUSE】と書かれたクラブハウスを発見。
ここはパブリックスペースのようなので中に入りました。「OLDコースをプレーしに来たが土曜日までプレーできないので、他のコースを回りたい」と訪ねると、「予約は2名以上なので、明日の朝にココに来て2サムか3サムのプレイヤーに直接一緒にプレーできるか聞いてごらん。OKだったらプレーできるよ。」とのことでした。

明日一緒に回ってくれる人が見つかることを祈りつつ、その日はトレバーさんオススメのレストランでステーキとビールをいただき、ひとりSt. Andrews到着に浸りました。

(2008.09.17.St Andrews)

セントアンドリュース到着、翌日の朝。