GEN-TEN takaこと大矢隆司が、ゴルフの原点を探し、ひとりゴルフ発祥の地といわれるスコットランドへ。
ゴルフの歴史、名プレイヤーにまつわるエピソードとともに旅の様子を綴ります。
そして世界最古のゴルフコースSt. Andrewsでのアポなしプレーにも挑戦。果たしてプレーはできたのか!?

感動ラウンド!St.Andrews OLD course

OUTコースはR&Aのクラブハウスを背にして同じ方向に進んでいきます。風向きがずっと左側から吹いていたので持ち球がフック系の私は曲がりを気にせず快適プレー♪前半に2つのバーディーが取れてすこぶる良いリズム!

INコースに入り風向きも変わると数々の逸話が残る名物ホールが続きます。特に楽しみにしていたのが11番ショートホール。距離は短いのですがグリーンは横長で奥行きが狭いうえに大きく傾き、さらに手前に巨大なバンカー、そして奥は海というタイトなホール。

球聖ボビー・ジョーンズが、手前のバンカーから脱出できずスコアカードを破り捨ててリタイアしたという逸話が残る難ホールで、世界一難しいショートホールと言われています。170yのホールなんですが、Jimに「200yをグリーンの左端に打て」とアドバイスを受けて、気合いを入れて放ったショットはグリーン左手前にナイスオン!しかし大きな傾きに翻弄され案の定3パット・・・世界一難しいpar3は、やはり攻略できずでした(苦笑)

1打1打、噛み締めるようにプレーは進みオールドコース最大の名物「17番ホール=ホテル越え」。来たー!全英OPENでは、必ずと言ってよいほどこの終盤のホールでドラマが生まれます。ティーグラウンドからフェアウェイ方向に打つにはホテルを越えなくてはならず、落ち場所も見えないまま風を予測してホテルの壁に向かってティーショットを打ちます。セカンドショットは少しでもグリーン右に外すとOB、左に外せば脱出不能と言われるロード・バンカーが待ち受けています。

Jimに「もしティーショットがホテルに当たって窓を壊しちゃったらどうなるの?」と聞くと「お金を払えばいいさ」とサラッと言われましたが、そこに余裕はないので、かなり真剣に打ちました(笑)ナイスショット!ボールはホテルぎりぎりをかすめてフェアウェイをキープ。そして7番アイアンで打ったセカンドショットは花道から2段グリーンを駆け上がりピン横2mにナイスオン!まさか?まさか!?のバーディーです!!!(←コレかなり嬉しい)これには同伴のプレイヤーも拍手をしてくれました。

いよいよ最終ホールとなった18番では世界のゴルファーの憧れの橋「スウィルカン・ブリッジ」でハイポーズ!ちょっと私では絵になりませんが(苦笑)全英OPEN最終日にココを大ギャラリーの拍手を受けて渡るトーナメントリーダーの姿はカッコいいですよね〜。最終パットは名残惜しさいっぱいでタップインしました。一緒にプレーしたメンバーと感謝を込めて固い握手をし、本当にあっという間に、私の感動体験は終わりました。

プレーに没頭してしまって写真はあまり撮っていませんが、コースの印象としてはテレビで見るよりも遥かにスケールが大きくて、ティーグランドからフェアウェイの落下地点が見通せるホールはほとんどありません。フェアウェイやグリーンのマウンドは自分の背丈以上にあり雄大さを感じます。「自分が小人になったような錯覚を起こしてしまうような」それ程のスケールで、本当に感動しました。

唯一の心残りといえばJimのアドバイスが的確すぎてバンカーに1回も入らなかった事でしょうか(笑)

(2008.09.20.St.andrews)

18th. 「ゴルフの原点!」