GEN-TEN takaこと大矢隆司が、ゴルフの原点を探し、ひとりゴルフ発祥の地といわれるスコットランドへ。
ゴルフの歴史、名プレイヤーにまつわるエピソードとともに旅の様子を綴ります。
そして世界最古のゴルフコースSt. Andrewsでのアポなしプレーにも挑戦。果たしてプレーはできたのか!?

本日2ラウンド目の担ぎJUBILEE course

売店で水とサンドイッチを買って、午後2時にJUBILEE courseのスターターに行きました。

するとココにも一人で来ていたプレイヤーが。ニューヨークから来たCutlerという男性で、スコットランドには仕事関係で来ていたようです。 彼も一緒にプレーしてくれる人を探していました。もちろん快く同伴をOKして3人でプレーをスタートです。

JUBILEE courseもNEW courseと同様に「スコットランドリンクス」の雰囲気を存分に味わえるコースです。特にティーショットが、ヒースや丘でスタイミーなホールが多く、グリーンも高低差がキツく、NEW courseに比べて少し難易度が高い気がしました。

途中で同伴者のCutlerがティーショットを左に曲げてブッシュの中に入りました。みんなで探しにいくと小さな林の中にボールをみつけました!取ってあげようと手を伸ばすと、「イテテっ!!」木についている棘が腕に刺さります! これはゴース (gorse)と呼ばれる固く鋭いトゲがある木で、Joakimから「危ないから触れない方がいい!」と注意されました。ゴースはコースのあちらこちらにあり、初夏には黄色い花が咲いてとても奇麗だそうです。

クラブを担いでの2ラウンドは学生時代以来だったので13番ホールのセカンドを打った瞬間に足がつりました(←情けない!)この貴重な体験中に足がつるなんて・・・日頃の運動不足を悔やみますっ! するとCutlerが「疲れてるんだ、コレを食べなよ」とKit katをくれ、異国で触れる優しさに、うぅ。。。
そんな締まらないプレーを続けてJUBILEEでのプレーも終了。

「また来るときがあったら連絡してよ!」なんて言われましたが、もし本当にスウェーデンとニューヨークと日本からスコットランドに集まってプレーできたら素晴らしい事ですね!3人で硬い握手をして、メールアドレスを交換して別れました。

今日は本当に素敵な1日になりました。

(2008.09.18.St.andrews)

13th 「セントアンドリュースの街」