
シャープな顔に、やさしさを。フォーティーン「UX-003」をコースで使ってみました
皆さまこんにちは。GEN-TENコースレッスンの寺嶋です。今回は、フォーティーンのユーティリティ「UX-003」を、実際にコースで使ってみた感想をご紹介します。
私がUX-003を使ってみたきっかけは、7番ウッドと併用できるユーティリティを探していたことでした。7番ウッドは高さを出してスピンの量が多いボールを打つ時は頼りになりますが、風が強い日には、低くかつスピン量を抑えたクラブも欲しくなります。そこで、状況に応じて使い分けられる一本として注目したのがUX-003です。
目次
-左へのひっかけを予感させない顔-

私がユーティリティを選ぶうえで気になるのは、構えたときの見え方です。ヘッドがボテッと見えたり、リーディングエッジが前に出た、いわゆる「出っ歯」の形状が気になったりすると、打ちたい球をイメージしにくくなることがあります。
またユーティリティの設計は、ボールをつかまえるように設計されていることもあり、右へスライスすることは珍しく、左へのミスが自然なミスです。そのため、左へのひっかけを予感させない顔やフェースをいかに違和感なく開かせいるかが上級者の好みになると思います。
UX-003は、そうした違和感が少なく、シャープな印象。目標に対してフェースを合わせやすく、これから打つ球の軌道を自然に思い描けるところが気に入りました。
-アイアンのように打てるがコンセプト-

見た目はすっきりしていますが、実際に打ってみると、ボールをつかまえにいかなくても、自然なドローボールが打てます。シャープなヘッドだからといって、難しさばかりを感じるクラブではありませんでした。
打感はしっとりとしていて、弾きすぎる感じがないのも好印象です。自分の感覚と打ち出される球がつながりやすく、安心して振り抜くことができました。
コースで使っていて、特に活用しやすいと感じたのはラフからのショットです。もちろん、芝の深さやボールの沈み方によって判断は必要ですが、アイアンでは距離を出しにくい場面で、選択肢になってくれます。
フェースには細かな溝も施されています。ラフからはスピンの入り方も気になるところなので、このフェースのつくりも注目したいポイントです。アイアンのように打てるがコンセプトのこのクラブとは長い付き合いになりそうです。
-オリジナルシャフト(FT-80u)、スリーブ調整とウェイト調整-
セミアスリートに向けに専用のシャフトとして、「FT-80u」が標準のシャフトとして装着されています。ドライバーのヘッドスピードが40〜42m/sの方にちょうどぴったりな感じがしました。ヘッドスピードが40m/満たない方には、「FT-63u」というカスタムシャフトをおすすめします。

フェースの向きを自分の好みに合わせて調整できるスリーブ調整機能があります。
またウェイト調整も可能なので、鉛を貼らず自分にぴったりなクラブに仕上げることができます。
-フィッティング調整例-
私は、14field高崎で次のように仕上げてもらいました。
#4h(スリーブ調整:21°→20°)、装着ウェイト7gに変更
ベンタスブルーHB 9X 0.5イントグリップ側のバットカット
-上級者、そして上級者を目指す中級者の方へ-

UX-003は、上級者はもちろん、これから上級者を目指す中級者の方にも試していただきたいユーティリティです。構えたときに打ちたい球をイメージできること。打感にも安心感があること。私にとっては、そのバランスが魅力でした。ユーティリティの見た目に苦手意識がある方や、フェアウェイウッドとの使い分けを考えている方は、ぜひ一度、UX-003を構えて打ってみてください。

