こんな時どうする?『木の根に止まったボール(アンプレヤブルの処置)』

2016年3月2日 |

みなさん、こんにちは!ko-seiです。
コースでは梅や早い桜が咲き始め、春の準備がコースでも進んでいますね(^^)
みなさんのゴルフの準備はいかがですか?
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今回のこんな時どうする?は『木の根に止まったボール(アンプレヤブルの処置)』についてです。コンペの予定も決まってきた事と思います。コンペに合わせて、ルールも少し準備しておきたいですね。
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写真のように、木の根に近く止まった状況では、根が邪魔でボールにミートできなかったり、ミートできたとしても根にボールが当たったりと非常に厳しい状況です。
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こんな時に使用するのが『アンプレヤブル』です。

■アンプレヤブルとは
ブッシュに ボールが 入ったなどの理由で 物理的にボールを打てない場合、それが ウォーター・ハザード内でなく、自分のボールであることが確認できれば 1打罰で 規則が定める救済の選択肢の中から 自分に 最も有利と思われる救済を受けられる。また、物理的にボールが打てる時でも アンプレヤブルによる救済を受けた方が得だと判断すれば 同様に ルールが定める救済を受けられる。

■規則28アンプレヤブルの球が定める救済には3通りあります。
1、ボールから 2クラブ・レングス内のホールに近づかない所
※写真にはわかりやすいように、元の位置にボールやクラブをおいてありますが、実際には拾い上げたボールをドロップします。

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2、ピンとボールがあった箇所を結んだ後方線上
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3、元あった場所からの打ち直し
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ホールまでの距離を考えると、ホールまで近いケースにある事の多い1番、次に2番、最後に3番の選択をしていく事が多いですね。

アンプレヤブルはペナルティではなく、プレーヤーを助ける救済です。
もちろん1打罰を払うのは惜しいですが、時には状況を悪化させるよりは、切り替えていく事も必要ですね。

ルールは急に覚えられるものではないので、少しずつ覚えていき、みんなでルールを守り気持ち良いプレーをしたいですね(^^)/
実際の状況のほうが、理解も深まるのでレッスンでもコーチに質問してみて下さい。

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この記事を書いたのは

佐々木 康生

佐々木 康生

みなさん、こんにちはko-seiです。

今できる準備をしっかりと行なっていきましょう!

やまない雨はない。

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