アイアンのボールの位置は左足よりに

2024年12月11日 |

皆さんこんにちは、GEN-TENの寺嶋です。
だんだんと寒くなってきましたので、コースでベストスコアを狙うのが難しくなってきました。こういった時期に提案するのは次のシーズンに向けての準備です。

シーズンでは大幅に変えることができなかったことに取り組んでいきましょう。今回お伝えするのはボールの位置です。レッスンにお越し頂く方が抱えている課題の多くが「飛距離」です。掲げている目標のスコアに対して飛距離が十分に達していないことにお悩みになっています。そこで目を向けて頂きたいのは、ボールの位置になります。

フルショットではボールは体のセンターより左に

アイアンのボールの位置は真ん中として覚えられた方が多いようです。その位置でしっかり距離が出せていけるのではあればOKです。しかしエネルギーの出力の観点から考えて多くの人に当てはまる効率的な位置は、体のセンターより左です。上級者やプロゴルファーにヒアリングしても飛ばす時は真ん中より左にする人が多いです。

その理由としては、体の出力という観点においてバーティカルと言われる上下動の動きがクラブスピードに大きく貢献すると言われています。その際にボールが体のセンターより左にないと十分に発揮できないです。

(構えた時にこのような見え方をしていると振り切れないかもしれません)

またクラブが十分に加速している最中にヒットすることが合理的だと考えた時にボールの位置は体のセンターより左にあるほうが良いです。体のセンターにボールがあると加速しきらない時にインパクトしてしまうので、飛距離という観点においては、体のセンターは不利なボールの位置と言えるでしょう。

体の出力(バーティカル)とクラブの動きの両方の観点から飛距離に課題を抱えている方がまず真っ先に確認するのはボールの位置だと思います。

どれだけ左に置いて打てるか

そこでやってみてもらいたいのは左足の外側にボールを置いて打ってみることです。どこまで左にボールを置けるか確認してみましょう。レッスンでやってもらうと「振りやすかった」、「こんなに振り切れた感覚は初めて」など驚きの反応をされることは珍しくないです。

これをドリルとして捉えてもらい、ボールが左に高く飛んでいくと正解になります。

(フィニッシュで右に体重が残ってしまうという方はこれで改善されるかも?!)

ボールの位置には役割がある

どの位置を基準にしておくかはプレーヤーによって変わります。私の場合はフルショットの際、ボールを体のセンターよりは左にしています。これがスイングをコントロールよりにした際にはセンターよりにずらしていきます。ボールの位置は意図するショットによって変えることが理想だと思います。

もし飛距離に課題を感じる方はまずはボールの位置から見直していきましょう。この冬のレベルアップに参考にしてください!

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この記事を書いたのは

寺嶋 慶介

寺嶋 慶介

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