こんにちは、寺嶋慶介です。
今年、タイで行われる ATGT(All Thailand Golf Tour)の Q-School にエントリーしました。日本のゴルファーが海外ツアーに挑戦する機会は限られていますが、実はこのタイのQTは誰にでも門戸が開かれており、挑戦することができます。この記事では、エントリーに必要な情報や費用感をまとめました。
Q-Schoolとは?
Q-School(Qualifying School)は、各国のツアーでプレーするための予選会です。ATGTの場合、このQTを通過することでツアーメンバー資格が得られ、アジアンツアーへの挑戦につながっていきます。
<https://www.allthailandgolftour.com/>
2026年版 ATGT Q-School 日程
2026年シーズンに向けた Q-School は、2025年内に以下のように開催されます。
第1予選 Stage A
2025年10月7日〜10日(練習日:10月6日)
第1予選 Stage B
2025年11月25日〜28日(練習日:11月24日)
決勝ステージ
2025年12月23日〜26日(練習日:12月22日)
決勝ステージは最大132名のフィールドで行われ、上位40名+同スコアの選手がツアーメンバー資格(Category 16)を得られます。
エントリー方法
申込:公式サイト(ATGT)からオンラインでエントリー
<https://www.allthailandgolftour.com/news/detail/4685>
必要情報:氏名、国籍、所属クラブ、ハンデキャップ証明またはプロ資格
支払い:クレジットカード(エントリーフィーは18,000バーツ)
費用感(モデルケース)
練習ラウンドを含めて2日前から現地入りする場合、以下が目安です。
・エントリーフィー:約18,000バーツ(約83,000円)
・フライト(日本〜バンコク往復):約80,000円
・ホテル(1泊8,000円 × 約7泊):約56,000円
・移動費(車・送迎など1日4,000円 × 約7日):約28,000円
・プレー代(キャディチップ込み1万円 × 練習ラウンド日数と試合の4ラウンド):約50,000円
合計すると30万円程度 が現実的な目安になります。
注意点
・エントリー締切がセクションごとに異なるため、事前に確認が必要
・英語でのやり取りが基本になる(メールでの連絡など)
・ホテルやコースの予約は早めに動かないと埋まることがある
まとめ
海外のQTは一見ハードルが高そうですが、実際には仕組みが明確で、日本からでも挑戦できる現実的な選択肢です。必要な情報と費用感を知れば、挑戦への一歩がぐっと近づきます。次回は「準備編」として、日本でどのような練習や調整をして臨むのかを書いていきます。