Taylormade M6 Driver(テーラーメイドM6ドライバー)

2019年1月15日 |

「過去の延長線上に未来はない」という言葉を学生時代に聞きました。研究という分野では、いくら過去の文献や資料ばかりを眺めていても新しい発見をすることが難しいという意味であったと解釈していました。

昨日出席したテーラーメイドゴルフの新製品発表会では「スピードインジェクション」という新たなシステムが発表されました。クラブは反発係数を超えないように生産するのに対し、一旦基準を超えた反発係数ものを基準内になるように戻すというクラブづくりの新たな手法を明らかにしました。まさしくイノベーションとはこのようなことを指すのだなあと思うと同時に大学時代に聞いた先ほどの言葉を思い出しました。

ゴルフ界の都市伝説は本当だった
先日の記事でも述べたように、クラブを生産する際にはそのクラブの反発係数に誤差が生じるので、制限された数字に近いスパイシーヘッドから逆に遠いブランディーヘッドまで生産されます。新製品発表会では、「これまでタイガーウッズ選手、ダンティン・ジョンソン選手などの世界のトッププロゴルファー、そしてマーク社長(テーラーメイドゴルフCEO)にはエクストラススパイシーヘッドが供給されてきた(笑)」と言います。昔から噂にはあったようにツアーの選手に供給されるヘッドは反発係数ぎりぎりの仕様のものであることは真実でした。ブライアン・バゼル上級副社長は、「生産されるクラブの3%しかそのようなスパイシーヘッドが生まれなかった。そこですべてのゴルファーにそのヘッドを提供できないかと考えた」と今回のテクノロジーの誕生の背景を明かしました。

2019新製品発表会の様子

M6ドライバーの特徴

M6ドライバーの外観です。

いわゆるシャローフェースでボールが上がりやすい設計です。

またスピン量も多めにかかりそうなのでボールのコントロールに優れたドライバーの印象です。
ドライバーでもしっかりフェアウェイにボールを止めたい方にはM5ドライバーよりM6ドライバーをおすすめします。

M4と比べて…
・20%薄くなった「ツイストフェース」
・「スピードインジェクション」によりボール初速UP
・新しくなった「ハンマーヘッドソール」でスイートエリアを拡大
・ソールにグラファイト・コンポジットを採用し設計自由度が向上
・ソール後方に46gのウエイトを搭載しより低重心に
(FCTスリーブを採用しているのでこれまでどおりテーラーメイドユーザーには安心してお使いいただけます。)

GEN-TENのレッスンでも試打クラブをご用意する予定です。
ぜひ担当コーチからフィッティングを受けて最新のテクノロジーが搭載されたクラブをご堪能ください^^

TaylorMade

M6ドライバー

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この記事を書いたのは

寺嶋 慶介

寺嶋 慶介

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