2023年新ルール知ってますか?

2023年5月15日 |

こんにちは、toshiyukiです!
2019年に大幅にルール改正が行われましたが今年もいくつかルールが改正されました。
その中からプレー中に遭遇しやすいものを2つ紹介します。

後方線上の救済の簡潔化

ペナルティエリアやアンプレアブルの処置で後方線上の救済を選択する際にこれまでは以下の救済エリアからプレーしなければなりませんでした。
・基点から1クラブレングス以内
・基点からホールに近づいてはならない
・同じペナルティエリアを除き、コース上のどこでもよい
GEN-TENコースレッスン新ルール後方線上の救済
GEN-TENコースレッスン新ルール後方線上の救済旧ルール
2023年の改正後では以下のようになります。
・球をドロップした地点を基点としてどの方向にも1クラブレングス以内
・同じペナルティエリアでなければどのコースエリアでもよい
・しかしドロップしたときに球が最初に触れたのと同じコースエリアでなければならない
簡単にいうと今までは基点からボールがホールに近づいた場合は再ドロップしなければいけなかったのがボールが落ちた地点から1クラブ以内ならホールに近づいてもOKということです。
GEN-TENコースレッスン新ルール後方線上の救済改正後
上記に出てきたコースエリアについて説明しておきます。
コースは下記の5つのコースエリアに分かれていています。
・プレーしているホールのティーイングエリア
・すべてのペナルティエリア
・すべてのバンカー
・プレーしているホールのパッティンググリーン
・ジェネラルエリア→上記4つを除くコース全体(ラフ、フェアウェイ、木など)
参考までにペナルティエリアにはイエローペナルティエリアとレッドペナルティエリアがあります。
レッドペナルティエリアにはイエローペナルティエリアの救済処置に加えてラテラル救済というものがあります。
処置としてはボールがレッドペナルティエリアの縁を最後に横切ったと推定した地点を基点として2クラブレングス以内にドロップすることが出来ます。
この場合はドロップしたボールが基点よりもホールに近づくと再ドロップになるので注意して下さい!

自然に動かされた球

救済を受けて止まったボールがその後で自然の力によって他のコースエリアに転がっていってしまった場合、以前のルールでは転がっていった場所からそのままプレーしなければなりませんでした。
なので転がったボールがまたペナリティエリアに入ってしまったらそのまま打つか、救済を受ける場合は一打罰を加えなければなりませんでした。
それが今回のルール改正では「元の箇所にリプレースしなければならない」と変更されました。
なので自然の力で転がったボールがペナルティエリアに入ってしまったとしても無罰で元の箇所にリプレースすることができます。
GEN-TENコースレッスン新ルール自然に動かされた球ドロップ
GEN-TENコースレッスン新ルール自然に動かされた球ペナルティエリア
GEN-TENコースレッスン新ルール自然に動かされた球リプレース

まとめ

競技に参加するしないに関わらずルールを知っておくとスムーズに気持ち良くプレーすることができます!
今はR&Aが作成しているゴルフ規則アプリがあるのでちゃんとルールを知りたいという方はダウンロードしてみるのもいいと思います。
今回ご紹介した他にも改正されたルールがいくつかあるのでまたの機会にご紹介したいと思います。

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

暑いですね〜(^^;;
皆さん、体調崩されていませんか?
レッスンやラウンドに行かれる時は充分な飲料と氷嚢などが必須ですね!
万全の熱中症対策を取りながら夏ゴルフを楽しんでいきましょう!

週間アクセスランキング

  1. レイドオフが正解?迷ったらスイングのグラデーションで整理してみましょう 425ビュー
  2. フォーティーン FRZについて 386ビュー
  3. そのユーティリティの構え方と打ち方で合ってますか?FP値(フェースプログレッション)を知って苦手克服 209ビュー
  4. ゴルフ 左足上がりのアプローチは2通りの打ち方で対処! 119ビュー
  5. グリーンの硬さ気にしてますか?!硬さを測るコンパクションメーター(土壌硬度計)について 112ビュー
  6. 「スプーン」は必要?!3番ウッドについて考える 112ビュー
  7. ゴルフ グリーンのスピードの計測方法〜スティンプメーターを使って〜 109ビュー
  8. シャフトクロスになる原因は右肘! 106ビュー
  9. キャディバックの持ち方 104ビュー
  10. ウォーターハザードとラテラルウォーターハザードの違い 103ビュー

過去7日間にページビューの多かった記事を表示しています。これを見ると「GEN-TENの原点」の読者のみなさんがどんな記事に興味があるかわかってしまいますよ

記事を検索

to top
ページの先頭へ戻る