私がレッスンで一番大事にしているのは、その方と過ごす一日を楽しく、充実したものにすることです。未来よりもその一瞬一瞬を感じられるような時間にしてもらいたいです。技術を磨くことはもちろん大切ですが、ゴルフを通じて「学ぶ楽しさ」「気づく喜び」を味わっていただきたい。これがレッスンの原点だと考えています。
継続して取り組む大切さ
そのうえで、正直にお伝えすると──「このコーチの言っている良い思ったところだけを吸収したい」という受講のされ方はあまり好きではありません。なぜなら、ゴルフは短期的なコツの寄せ集めでは成果が続かないスポーツだからです。
もちろん、「一度試してみたい」「ちょっと相談してみたい」という形でレッスンを受けていただくのは大歓迎です。ただ、より大きな成長や変化を期待されているのなら、やはり“覚悟を持ったコーチとの信頼関係を築きながら継続して取り組むこと”は欠かせないと思っています。
継続してレッスンを重ねることで信頼関係が生まれ、初めて深い理解や成長につながります。私はその信頼関係の中で、一緒に長い成長の物語を描いていくレッスンがしたいと思っています。
クラブという“環境”も大切に
どれだけ頑張っても、使っているクラブが自分に合っていなければ成果は出にくいものです。特にハードスペックなクラブでは、良いスイングを身につけることは物理的に不可能なので、技術的な上達とレッスンそのものを難しくしてしまうことがあります。
もし「自分のクラブは合っているのかな?」と感じたら、遠慮なくご相談ください。どこで購入されても良いと思いますが、購入する前に相談してもらいたいです。レッスンの効果が薄れないようにフィッティングも含めて最適なクラブを提案することが、私が大切にしたいことです。
柔らかさ”の裏側にあるもの
レッスンは“柔らかい時間”であっていいと思いますし、私はそうでありたいです。笑いながら取り組んだり、リラックスして学んだり。
ですがその裏には、「信頼関係を築きながら共に成長したい」という強いスタンスを実は持っています。
そして常に必要なときに頼ってもらえる存在でありたいと思っています。
レッスンはその場限りの都合のよいやり取りではなく、信頼関係の積み重ねの中でこそ本当の価値が生まれるものにしたいと思っています。
私は、皆さまとの出会いを大切にし、信頼関係を育みながら、共に長い成長の物語を描いていきたいと思っています。
最後に
今回は私のレッスンにかけている想いを吐露しました。
率直な思いを書きましたが、もしこの文章を読んでくださっているあなたが、
- 「自分はどんなスタイルでゴルフに向き合っているだろう?」
- 「信頼できる人と一緒に歩んでみたい」
- 「いま本物の指導者を探している」
そう感じることがあれば、ぜひ一度レッスンでお会いできれば嬉しいです。単発でも歓迎です。私は同じように柔らかく静かな情熱を秘めた方に巡り合いたいと思っています。