こんにちは、寺嶋です。
6月25日〜26日、サニーカントリークラブにてコーチ研修を実施しました。
今回の研修は、ゴルフコーチとしての在り方を見つめ直す、貴重な時間になりました。
写真とともに、その様子をレポートします!
◆前日:コーチ同士のラウンドで幕開け
研修に先立ち、前日はゴルフコーチ陣でのラウンドを実施。
普段なかなか一緒に回れない仲間たちとのゴルフは、
プレーそのものも、やり取りも、とても刺激的で学びに満ちていました。
やはり、コーチはまずゴルファーであるべき。
その原点を思い出させてくれる時間でもありました。
(ラウンドあとはもちろん練習に)
◆1日目:ポートレート撮影&懇談会
研修初日は、コースを舞台にしたポートレート撮影がメインに。
プロカメラマンの方をお招きし、公式ウェブサイトなどで使用する写真を撮影しました。
“コーチらしさ”がにじむようなカットを狙って、
実際に9ホールをプレーしながら撮影するという形式で、
皆それぞれの個性が表現された撮影の時間になりました。
夜はそのまま懇談会へ。
仕事の話はもちろん、プライベートの話までじっくり語り合う貴重な時間に。
(…らしいです。私は夕食後、寝てしまったので皆んなで盛り上がっていたようです)
◆2日目:レッスンの気づきを持ち寄る
2日目は朝から「日頃のレッスンのシェア」をテーマにしたセッション。
どんなレッスンを日頃展開しているか、デモンストレーションを交えて紹介してくれたコーチもいました。
スイングのテンポとリズムについて(中村敏之コーチ)
フォールラインを見つける(野村祥子コーチ)
スイングで大事なこと、最下点の意識について(牧野佑司コーチ)
それぞれのコーチから専門家としての矜持を感じられる、
コースを使った実践的な内容となりました。
屋内ではGEN-TENメンバーさまの声や現場での様子、
そこで感じたことをどう活かしているか。
コーチそれぞれが実践している工夫を共有し合いました。
特に印象的だったのは、
- GEN-TENに求められている“以前”と“今”の違い
- レッスンの輪をどうコーディネートするか
といった、現場目線ならではのかなりリアルなテーマが飛び交ったことです。
◆振り返って:コーチである前に、ゴルフのプロフェッショナルであること
この2日間を通じて、改めて強く感じたことがあります。
「ゴルフコーチは、良い接客や上手な顧客対応が求められている」
──確かに、そういったニーズに応える必要があります。
コーチとしてレッスンに来てくださる方を楽しませて、
気持ちよく過ごしてもらえることは大事です。
それができなければ、レッスンを本業にすることはできません。
しかし、私たちはスイングや技術、スコア、専門家としての知識、
プレー中の振る舞いを中心としたアマチュアの方に向けた見本になる土台があってこそ、
ゴルフコーチとしての存在に意味があると感じます。
ゴルフレッスンがビジネスに寄り過ぎて、
ゴルフコーチとしての土台が二の次になり、
「儲かれば専門性がなくても良い」といった風潮には、
やはりどこか違和感がありました。
ゴルフコーチを名乗る以上は、
“ゴルフコーチである理由”を忘れてはいけないと思いましたし、
世の中のニーズがどうであっても、私はやっぱり、
“本物のゴルフコーチ”として高みを目指すスタイルでいたい。
今回のコーチ研修では、GEN-TENの各コーチのゴルファーとしてのスキルの高さ、
そしてコーチとしての専門性の高さに、私自身も大きな刺激を受けました。
また、指導者として大事なことを確認し合える仲間と過ごせた、
そんな2日間でした。
◆最後に
この研修を通じて得た学びと気づきを、
これからのレッスンにしっかり還元していきたいと思います。
次回も、GEN-TENらしい研修が今から楽しみです!