ゴルフスイングの話になると、よく耳にする「スイングプレーン」という言葉。
でも、それが実際に何を指しているのか、なぜ大切なのかを理解している人は意外と少ないかもしれません。
今回は、ゴルフ初心者にも分かりやすく、「スイングプレーンとは何か?」を解説していきます。
■ スイングプレーンとは?
スイングプレーンとは、スイングアークの下部でクラブヘッドが移動する円と地面との間の垂直角度です。
分かりやすく言うと、「クラブヘッドの“軌道面”」のことです。
具体的には、アドレス時のシャフトの角度を含む斜めの面をイメージしてください。
この見えない斜面の上を、クラブがスムーズに通ることで、安定したスイングと打球が生まれます。
例えるなら、スイングプレーンは「斜めに立てかけられた滑り台のレール」。
クラブヘッドがそのレールに沿って滑り落ちるように動いているのが理想です。
■ なぜスイングプレーンが重要なのか?
スイングプレーンが安定すると、次のようなメリットがあります:
- インパクトが安定する
- 曲がり(スライス・フック)が減る
- スイングの再現性が高くなる
逆に、プレーンから外れてしまうと、「ダフリ」「トップ」「スライス」「フック」など、様々なミスが出やすくなります。
■ プレーンに乗せるとは?
「プレーンに乗ったスイング」とは、クラブが、体の動きと連動して斜めの軌道を自然に通っている状態のこと。
・無理に内側から下ろしたり
・手でクラブを操作して軌道を作ったり
といった“不用意な”の動きは、プレーンから外れてしまう原因になります。
肩や上体の回転をメインにして、腕やクラブが自然とその面を通るような感覚を育てていくことが大切です。
■ スイングプレーンを整えるには?
スイングプレーンを整えるには、次のようなポイントが重要です:
- 下半身の形、アドレスの姿勢を崩さない(姿勢が起きるとプレーンがズレる)
- 肩の回転を使って下ろす(腕や手だけに頼らない)
- 胸の正面を地面に向けながら振る(体を起こさない)
ドリルや動画でクラブの動きをチェックしながら、「どこを通っているか?」を観察するのも効果的です。
(アドレス時点でクラブの通り道をイメージするのも効果的)
■ まとめ
スイングプレーンは、ゴルフスイングの“道筋”です。
この道筋にクラブが乗っていれば、ミスは減り、再現性が高まります。
見えないけれど大切な「スイングプレーン」
「プレーンを意識したスイング」は、遠回りに見えて実は最短ルート。
基礎からじっくり取り組んでみてください。
「自分のスイングプレーンが合っているか不安…」という方は、ぜひレッスンで確認してみましょう!
実際のスイング動画を見ながら、あなたに合った軌道の整え方をご提案します。