ゴルフコーチという仕事(4)

2012年10月19日 |

「きく仕事」

さて今回はカウンセリングについてです。

私達の仕事はまず「聞く」事から始まります。
ゴルフコーチという仕事(2)で書いたように、導くためにはまず「目的地(ゴール)」を聞いておかなければいけません。もしゴールが間違っていたらいくら良いコーチ(乗り物)でも役に立つ事ができなからです。だから私達は目の前にいる人が「どうなりたいのか?」「何を求めているのか?」を聞いておきたいのです。

しかし「そんなの分からない」「とりあえずスライスが治ればいい」という明確なゴールを持たない方がほとんどだと思います。それでいいんです。何故ならゴールを見つけるのも私達の仕事だからです。

初めての100切りは初めての海外旅行と同じく、言葉も知らない、どれくらい時間がかかるかも分からない、そもそもどんな手段があるの?幾らかかるの?何もってけばいいの?っていうかこんな私でも行けるの!?って感じです。

実際に私達のレッスンに来るクライアントの方でも「どのくらいやれば上手になれるんでしょうか?」と不安を口にする方もいらっしゃいます。
だからコーチは「どこまで知っていますか?」「何が出来ますか?」「苦手なことはなんですか?」「何か不安や心配は?」と優しく(?)訊いています。
そしてこの人なら行けそうだ!と思ったら「大丈夫、一緒に行きましょう!」と誘うわけです。

だから導く私達にとっては「聞く」のも「聴く」のも「訊く」のもとても大切な仕事です。

GEN-TENには「きく」プロフェッショナルが揃っています。


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この記事を書いたのは

大矢 隆司

大矢 隆司

1980年7月15日生まれ
15歳で単身オーストラアへゴルフ留学Hills Golf Academyで3年間ゴルフを学ぶ。
その後大学在学中にティーチングライセンスを取得しゴルフコーチとして仕事を始める。MBA(経営学修士)のキャリアも持つ異色のゴルフコーチ。
2005年にGEN-TENの設立。現在はディレクターとしてレッスンプログラム開発と組織運営を担当。趣味はゴルフ旅行(スコットランドトリップアメリカトリップ

ゴルフコーチ(USGTF)
メンタルフィットネストレーナー(NESTA)
ゴルフコンディショニングスペシャリスト(NESTA)
ゴルフフィットネストレーナー(JGFO)

Director’s note」を通じて私達が提供するゴルフコースレッスンというサービスについて1人でも多くの方に興味を持っていただけたら嬉しいです。
ゴルフ&ウェルネスツーリズム「The Golf Retreat」も主宰。
大矢隆司 公式ブログ(takashioya.com)

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