パターの極意その1 「Eyes Over Ball」

2015年3月25日 |

こんにちは、サチコです。
パターの極意その1、ポスチャー(姿勢)についてのヒントをご紹介します。
パターのストロークは、ツアープロでも実にさまざまな形があり、フルスイングに比べると自由度が高いです。
一番よく入るスタイルがあなたのベストのスタイル、と言えますが、まっすぐ球を転がすためには、いくつかの約束ごとがあります。
そのうちの1つが、「目の真下に球が来るように構える」(=Eyes Over Ball)です。
20150322_blog_sachiko_01
球を目よりも外側(体から離れたほう)に置くと、パターの軌道がインサイドーインの弧を描きやすくなり、フェースが直角に当たるポイントが1点しかなくなってしまいます。
内側にあると、球と体の距離が近くなりすぎて、手だけで振るストロークになりがちです。
そうではなくて、パターを吊るようにシャフトを立て気味に構え、目の真下に球を置くと、フェースがカップを向いたまま、ヘッドをまっすぐ引いてまっすぐ出すことができるようになります。
ロングパットで大きなストロークをする時は、肩が回ってヘッドは自然に内側へ入っていくのが正しいのですが、足の幅程度の大きさのストロークでは、飛球線に添ってヘッドを動かすようにすると転がりが断然良くなりますよ。

ラウンド前に、簡単に球の位置をチェックする方法を、2つお教えします☆
1つ目は…パットする姿勢を作り、左手に持った球を目の位置から下に落としてみます。利き目が左の人は左目のところから、利き目が右の人は眉間から球を落としてください。
球が最初にバウンドしたところが、球を置くポジションです。落とした球がパターにぶつからないように、あらかじめパターは少しずらしておいてくださいね。
20150322_blog_sachiko_02
2つ目は…いらなくなったCDの裏面を鏡代わりに使います。ディスクを地面に置いて、真ん中に球を置き、自分の目が映るように構えてください。毎日やっていると、だんだん球のポジションが定まってきます。ぜひお試しください。
20150322_blog_sachiko_03
ちなみにですが、1枚目の写真で地面に置いてある鏡面ボードは、さきほどのCDを使った球の位置のドリルの他に、ヘッドの軌道やフェースの向きなども確認できちゃう私のお気に入りの練習ギアです。私のレッスンでは、実際にこのギアを使った練習方法を皆さんにご紹介しますので、お楽しみに!
4月4日(土)に名古屋グリーンGCでデビューします。6月まではニューカマーキャンペーン中ですので、ぜひご参加ください。

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この記事を書いたのは

野村 祥子

野村 祥子

皆さまいかがお過ごしですか?
12月から日本でレッスンを再開させていただきます。
コースでお会いできることを楽しみにしています。

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