アプローチでトップした後の考え方

2017年1月7日 |

こんにちは。
今日はアプローチでよくありがちな考え方についてお話しさせていただきます。

グリーン周りからのアプローチやバンカーショットなどで、トップすることが多い方がおられると思います。
トップとはクラブの刃にボールの上部が当たってしまうことです。


ボールが上に上がらずにピンを大きくオーバーしてしまいます。
大きくオーバーすると、いつも通り振るのが怖くなってしまいがちになると思います。気持ちはとてもよくわかります。

でもいかがでしょうか?ボールがピンをオーバーしてしまったのは、スイングが距離に対して大きかったからでしょうか?
トップしてオーバーしてしまった場合は、クラブのボールへの当たり方によってオーバーしてしまっています。

ですのでこの場合は、スイングの大きさに関係なくオーバーしてしまいます。その部分をしっかり把握していただかないと、当たり方によってオーバーしてしまったのに、スイングが大きいのだと思い込んでしまい、スイングが小さくなってしまいます。

それではその後、スイングが小さくなったままアプローチを続けるとどうなるでしょうか?トップしてオーバーするのが怖くてスイングを小さくしてしまうと、きっちりミートした時には大きくショートしてしまい、トップをしたときはピンをオーバーしてしまうどっちつかずの状態に陥りやすくなってしまいます。

それなら僕は「どちらにしてもトップしたらオーバーするのだから、しっかりミートできたときにいい結果になるようにいつも通りしっかり振ろう。」という考え方にすることで、どっちつかずの状況から脱却できると思います。トップした場合はよっぽどスイングを小さくしないと距離は合わないです。ですので、トップした場合はオーバーすることがほとんどです。

どうしてもスイングをいつも通り振れなくなってしまうお気持ちはわかります。そんなときは少し冷静になっていただき、この記事を思い出していただければうれしいです。思い切って振ってしっかりミートできたときにピンに寄るスイングにしていきましょう!!

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この記事を書いたのは

牧野 佑司

牧野 佑司

こんにちは!
ゴルフを楽しんでおられますでしょうか?
ゴルフってうまくいかないと苦しい時がありますよね。そんな苦しい時間を少しでも短くなるように。そしてゴルフが楽しい時間が増えるようなレッスンを心がけております。
もちろん土台からスイングを作ったりすることも大切と思います。
1番大切なのは皆さんそれぞれ決められた目標、希望されたものを実現できるように導くことであると考えてます。
コースレッスンの強みを活かしたコースでしかできない傾斜地やアプローチ、バンカー、パターなどだけでも皆さんの力になるようなレッスンをしています。
すべてはゴルフを好きになってもらえるように。ゴルフを楽しんでもらえるように。
皆様のレッスンのご参加心よりお待ちしております。

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