コースマネージメントについてコーチ同士で話してみた!

2022年4月20日 |

こんにちは、toshiyukiです!
先日のパネルディスカッションの様子をレポートします。
パネルディスカッションについては以前に井上範大コーチが記事を書いているのでそちらもぜひみてみて下さい!
「パネルディスカッションの様子をお伝えします!」
テーマは「動画で解説!コーチ達のリアルコースマネージメント!ということで実際にコーチ同士でプレーした時の動画を見ながらどうやってコースを攻略していくのかを話し合いました。
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメント
マネージメントについて解説する前に各コーチがプレー時にどんなことに影響を受けるのか、またどれぐらい影響を受けるのかを話し合いました。
まず影響されるものとしては内的要因として予測スコア、当日の調子、プレーの流れ、そして外的要因として天候(風、気温など)、コースセッティング、同伴プレーヤーが挙げられました。
各コーチの影響度はこんな感じです。
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメント影響度
範大コーチはプレーの流れに最も影響を受けるということでした。
その日の調子があまり良くなかったり、コースセッティングが難しい状況でもスコアを崩さずにプレーしていけると調子も戻ってくるそうです。
イケイケどんどんて感じで調子に乗ると手が付けられないタイプですね!(笑)
一方、慶介コーチは内的要素の影響が少なく外的要素に大きく影響を受けるということでした。
その日の調子やプレーの流れにもあまり影響されないそうで逆に風が読めないとパニックになるそうです。
感情をコントロールするのが上手なのか下手なのか?、自分に興味が無いのか?、掴みどころのない不思議な人です。(笑)
最後に私は当日の調子と天気(特に気温)に強く影響を受けます。
ウッド系が苦手なのでドライバーの調子が良くないと大きくスコアを崩してしまうことが多いですね。
また極度の末端冷え性と重度の花粉症なので寒い季節と花粉が季節はゴルフになりません。(^^;;
自分が何に影響を受けやすいのか理解しておくとコースマネージメントをする上でも参考になると思います。
さていよいよ本題のコースマネージメントについてです。
プレーしたコースはPGM南市原ゴルフクラブで井上範大コーチがPar4、寺嶋慶介コーチがPar5、そして私がPar3のマネージメントについて解説しました。
まずは慶介コーチから。
481ydのPar5です。
左にドッグレッグしていて230ydで奥のラフに突っ込んでしまうので5番アイアンを持って200yd先のフェアウェイを狙って打つという選択をしました。
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメントPar5ロケーション
ダフってしまい左サイドのラフに行きました。(笑)
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメントPar5ティショット
セカンド地点からはピンまで残り約300ydです。
200yd先のフェアウェイが広くなっている場所にボールを運び、残り100ydからグリーンを狙うということでまた5番アイアンを持ちました。
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメントPar5セカンド地点
今度はナイスショットで3打目はピンまで107ydの打ち上げていくショットが残りました。
カップがグリーンの手前に切ってあったのでPwでグリーンのセンター狙いで打ちました。
グリーン少し奥目にナイスオンで15mのパットを2パットで沈めナイスパーでした。
マネージメントのポイントとしては3打目をちょうどピンを狙いやすい距離に残せたことが成功のカギだったという慶介コーチからのフィードバックでした。
次に私です。
166ydのPar3でアゲンストの風が吹いていました。
ティイングエリアから見るとグリーンの真ん中に段があるように見えたのでピンと同じ面(グリーン左サイド)を狙って6番アイアンで打ちました。
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメントPar3
結果は右にプッシュアウトしてしまいかなり長いパット(約20m)が残ってしまいましたがグリーンの上がってみると大して段差がなく2パットでホールアウトすることが出来ました。
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメントPar3パット
今思えばグリーン左サイドにあるバンカーに無意識に体が反応してプッシュアウトしてしまったのかなと自己分析しています。
最後は範大コーチです。
293yd打ち上げの短いPar4です。
右にドッグレッグしていてフェアウェイ真ん中に大きな木があり、狙い目のポールが木の左に立っています。
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメントPar4
木までは200ydでティショットで木を越してグリーンを狙うために打ち上げも考慮して高い球が打ちやすい5番ウッドを選択しました。
ティショットは完璧なショットでした!
GEN-TENコースレッスンパネルディスカッションコースマネージメントPar4ティショット
セカンドは80ydの打ち上げで風はフォロー、58°のウェッジを選択しました。
距離はぴったりでしたが少し引っかけて9mのパットが残りました。
2パットでナイスパーでしたがセカンドショットが絶好の位置からだったので範大コーチとしてはかなり残念なパーでした。
マネージメントのポイントとしてはティショットだったと範大コーチからのフィードバックがありました。
当日はショットで引っかけることが多く調子はさほど良くなかったですがこのホールまでのプレーの流れが良かったので思い切って振り抜いた結果良いショットが打てたということでした。

プレーのスタイルによってコースマネージメントの考え方も違うので何が正しいということはありません。
スコアアップやゴルフの楽しみ方も増えると思うので自分なりのプレースタイルやコースマネージメントを考えてプレーしてみて下さい!

これからも皆さんのゴルフ上達に役立つ話や楽しんで頂けるパネルディスカッションを開催していきますのでぜひご視聴ください!

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

中村 敏之

中村 敏之

自己紹介

こんにちは、toshiyukiです!
奈良県出身の51歳でゴルフ歴33年、レッスン歴21年のアラフィフゴルフコーチです。w
高校卒業後に研修生になりキャディやコースメンテナンス作業を行いながらツアー選手を目指しました。
8年間研修生として過ごした後、2年間アメリカのパームスプリングス(カリフォルニア州)でゴルフ留学。
アメリカでは今では当たり前ですが当時の日本にはなかったスイング動画を使ったレッスンに衝撃を受けました!

帰国後はプロコーチの江連忠プロに誘って頂き、ゴルフレッスンをスタート。
ここで学んだレッスンのスキルはもちろんのこと、諸見里しのぶプロや上田桃子プロ、岩田寛プロなどツアー選手の練習を間近で見たり一緒にトレーニングしたことは私の貴重な財産になっています。
ゴルフにはロングゲーム、ショートゲーム、コースマネージメントなど様々な要素がありますが私のゴルフはショートゲームでスコアを作っていくプレースタイルです。

WEBレッスンでもアプローチやバンカーショット、パッティングなどショートゲームについての記事を多く書かせて頂いています。
実際にレッスンでもショートゲームに関しては自信を持って皆様をサポートしていきますよ!
また個人的にはトレーニングが趣味?なのでトレーニング好きの方、大歓迎です!(笑)
ゴルフは上達や楽しむまでに時間がかかるスポーツですが地道に練習を続ければ必ず誰でも楽しめるようになります。
最近、ゴルフを始めた方も多いと思いますが多くのゴルファーにゴルフを楽しんでもらえるようサポートしていきますので一緒に頑張っていきましょう!
「継続は力なり」です!

暑いですね〜(^^;;
皆さん、体調崩されていませんか?
レッスンやラウンドに行かれる時は充分な飲料と氷嚢などが必須ですね!
万全の熱中症対策を取りながら夏ゴルフを楽しんでいきましょう!

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