「スピン量について」

2019年4月18日 |

こんにちは!最近ウェブレッスンによく登場する生まれ変わった牧野佑司です。
今回のwebレッスンでは「スピン量」についてお話をさせていただきたいと思います。
もうすぐゴルフ場もこんなに青々となるでしょう。
GEN-TENゴルフコースレッスンゴルフコースの写真

「スピン量」ってなんでしょうか?

例えば測定器などで出るスピン量はどういった数値なのでしょうか?
GEN-TENゴルフコースレッスンデータ画像の写真①
ここで少し説明させていただきます。
先日のアカデミアのレッスンでこちらのフライトスコープを使用しました。
GEN-TENゴルフコースレッスンフライトスコープの写真
よく測定器でスピン量が3000やら4000やら数値が出ます。

この数値はどういったものなのでしょうか?

スピン量の表記はRPM(ローテーションパーミニッツ)として表記されます。
GEN-TENゴルフコースレッスンデータ画像の写真①
GEN-TENゴルフコースレッスンデータ画像スピン量の写真
聞いたことがある方もたくさんいらっしゃると思います。
1分間にどれくらいボールが回転するかどうかの数値になります。車のタコメーターなどでも同じ表記ですね。

では適正なスピン量とはどういったものなのでしょうか?

なかなか適正値というものはなく、PGAツアーの選手でもスピン量が少ない選手もいれば多い選手もいるそうです。
スピン量としての1つの考え方の例を挙げてみました。
Aさん
スピン量3600 フライトタイム 7秒間 
滞空時の総スピン量 420
Bさん
スピン量3600 フライトタイム 4秒間
滞空時の総スピン量 240
※上記は例になりますのであまり細かいことはご勘弁ください。

300ヤード飛ぶ人も、200ヤードの飛距離の方も1分間あたりのスピン量自体の数値はあまり変化はありません。
しかしながら飛んでいる時間というのは飛距離がある人のほうが飛んでいる時間が長くなります。
飛んでいる時間が長いということはボールが回転する量も多くなってしまいますので低スピンのほうが有効かもしれません。
しかしながら200ヤードの飛距離の方のほうが飛んでいる時間が短いためにスピン量が少なくなってしまうと浮力が得られずにボールがドロップしてすぐ地面に落ちてしまいます。
フライトスコープではその細かい数値も出てきます。
GEN-TENゴルフコースレッスンデータ画像の写真②
最近巷ではロースピンで飛ばす!という謳い文句が多く出ていますが、なんでもスピンが少なければいいという問題でもありません。
スピン系のボールを使用した方がボールが上がりやすくキャリーが出る場合もあるのです。

ちなみに私牧野のデータはこちらです。

GEN-TENゴルフコースレッスンデータ画像の写真③

現在アカデミアではこちらのフライトスコープを使用してレッスンを行なっております。
スピン量などなかなかわからない様々な数値を参考にしながら行なっております。
みなさまも計測されるときやクラブやボール選びなどで参考にしてください。

ご予約はこちらから

この記事を書いたのは

牧野 佑司

牧野 佑司

こんにちは!
ゴルフを楽しんでおられますでしょうか?
ゴルフってうまくいかないと苦しい時がありますよね。そんな苦しい時間を少しでも短くなるように。そしてゴルフが楽しい時間が増えるようなレッスンを心がけております。
もちろん土台からスイングを作ったりすることも大切と思います。
1番大切なのは皆さんそれぞれ決められた目標、希望されたものを実現できるように導くことであると考えてます。
コースレッスンの強みを活かしたコースでしかできない傾斜地やアプローチ、バンカー、パターなどだけでも皆さんの力になるようなレッスンをしています。
すべてはゴルフを好きになってもらえるように。ゴルフを楽しんでもらえるように。
皆様のレッスンのご参加心よりお待ちしております。

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