ゴルフとオリンピック〜私たちゴルファーはアスリートから何を学べるか〜

2021年7月30日 |


ゴルフは206カ国以上の国と地域で多くの人々に親しまれ、そのコースの数は34,000を超えると言われています。日本では年間約800万人がゴルフに親しむと言われ国民に根付いたスポーツと言えます。今春のマスターズトーナメントでは松山英樹選手が日本人としては初のマスターズ制覇と競技レベルも世界と引けをとりません。7月29日から始まった東京オリンピックのゴルフ競技でも日本人選手4名がすばらしいプレーをみせてくれます。
東京2020オリンピックのゴルフ競技情報

東京オリンピックとゴルフ競技の開催
先のゴルフ競技における開催は、2016年のリオデジャネイロオリンピックで112年振りにオリンピックの正式競技として復活してから2回目となりました。ゴルフはスコットランド発祥のスポーツですが100年以上の間、オリンピックにおいて姿を消していたわけですね。少し調べてみると「階級や人種による差別が行われていた地域があったこと」などを理由にオリンピック競技にふさわしくなかったことが理由だそうです。2009年に国際ゴルフ連盟、R&A、PGAツアーといった主要なゴルフ団体に加えて、ジャック・ニクラウス、アニカ・ソレンスタムといったプロゴルファーらの働きかけにより正式競技への復活にこぎつけた経緯がありました。(JGAゴルフジャーナル2009 vol.85

2020年東京五輪が延期になり、2021年に満を持して霞ヶ関カンツリークラブを会場として開催となりました。この開催を機にさらに多くの人にゴルフコースが利用され、優秀なジュニアゴルファーが育ち、ゴルフが人々の健康づくりや生涯スポーツとして役立ち、そして親しまれるようにオリンピックムーブメントが継続されることに期待したいです。

オリンピアンから私たちゴルファーが学べること
今回も出場したオリンピック選手たちには素晴らしいプレーを見せてもらい、そして感動をもらっています。4年に1度の晴れ舞台に人生の全てをかけてきた人が多くいました。開催までには出場することに悩んだアスリートが多くいたと思います。彼らの姿から学べることは何事においても「常に自分にとってのベストを尽くす」ということだったと思います。

オリンピックにみるアマチュアリズム
かつてオリンピックは長い期間にわたって、出場する選手にアマチュアであることが求められていました。現在はプロスポーツ選手も参加できるオープン化になったわけですが、「参加は金銭的報酬を条件とするものであってはならない」と文言がオリンピックの参加規定には記載されており、いまも理念としてのアマチュアリズムが残っています。アマチュアという言葉には、ラテン語の「amatorem」が語源になっています。英語で「lover」愛好者を意味する言葉です。
ゴルフ アマチュア資格規則〜Philosophy of Golf〜

「ゴルフをいかに楽しむか」を目標にする
ゴルフの歴史が書かれている本などをみてもゴルフはアマチュアリズムに影響を受けているスポーツでありました。金銭や名声を目的としないアマチュアゴルファーは「いかにゴルフを楽しむか」にフォーカスすることがこのスポーツを理解する上で欠かせない部分だと思います。その楽しみ方のひとつに「勝負やスコアにこだわる」ことや「技術の追求」といった方法があると思います。ですが目的と手段が逆になってしまうとゴルフの楽しさも見失ってしまいます。プロゴルファーは結果を出すことを目標にプレーしますが、アマチュアゴルファーは自分なりのゴルフ楽しむための目標を持ちプレーする姿が求められていると思います。今回私たちに勇気をくれたオリンピックのアスリートのように自分ができる「ベスト」をぜひ尽くしてみましょう!

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この記事を書いたのは

寺嶋 慶介

寺嶋 慶介

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2025年8月29日(金)ワンウェイゴルフクラブ

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ディスカバリーキャンプ at 初穂CC(群馬)

ディスカバリーキャンプ at 初穂カントリークラブ(群馬) 寺嶋 慶介

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2021年7月発売週刊ダイヤモンドの取材を受けました
https://diamond.jp/articles/-/275562

2021年Regina初夏号「ビギナーさんいらっしゃい!」の取材受けました


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